なぜシニアは低賃金で雇用されるのか

なぜシニアは低賃金で雇用されるのか

 

非正規社員の割合、過去最多の38.7%というニュースは、正規雇用の人達、倒産しないと思われていた大企業に働く人達、勿論私も不安に陥りました。グローバル化による地球規模の利益と引き換えに、いつどこで起こるか分からない世界を震撼させる程のリスクを抱えた多くの大企業は、ハイリスクハイリターンの綱渡りを繰り返してしています。

 

 特に2008年9月に発生したリーマンショック以降に至っては、売上が黒字基調になっても、雇用や給料に反映することなく、内部留保という企業貯金に傾注し、新たな雇用は非正規、低賃金という図式が定着しつつあります。 この非正規率を高めているのが、女性とシニアです。

 

中でも55歳以上のシニアの伸びが顕著です。大卒者に職がなく内定率は最悪の記録を更新し、その為若者の非正規雇用者が増えていると言われますが、非正規雇用者全体から見れば、ここ数年のうちに激増したというデータはみられません。

 

 その一方で、特にシニアは、年金額の低さと支給開始年齢の引き上げ、非正規者には重すぎる掛け金…こうした現実のなかで、多くの企業は、特に大手製造業等は、正に生きる為に仕事を選べないシニア層を安く使い、業績によって簡単に雇用調整…つまり解雇できる非正規の形態を堅持し、永年培ったノウハウのいいとこ取りをしているようにさえ思えるのです。

 

 その反面、低い年金分の穴埋め程度の雇用を望むシニア層や、一定の収入を超えると年金が支給されなくなってしまう支給調整の対象にならないようにと、端から低い賃金でいいから働きたい…というシニア層がいるのも事実です。同じシニア層の中でこうした二極化した構造がシニア層の非正規化に拍車を掛けているのだとも思います。

 

(http://ameblo.jp/ryosukemoriyasu/entry-11002629275.html)



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