まだまだ現役、これからのシニアに期待

まだまだ現役、これからのシニアに期待

 

 

 YOMIURI ONLINEで、医師を例にした60歳以上の求人活動の在り方を模索する姿がうかがい知れる記事を見つけました。医師という社会的地位も名声も、名誉も、そして社会的ニーズも、どれひとつとっても高い位置をキープし続ける立場にある職業を例にとったところで、一般的ではないと思い、いったんはそっぽを向きかけたのですが、医師もやはり人の子です。

 

 60歳という年齢は、その他大勢の60歳と何ら変わることなく、60歳ならではの就業形態で臨む必要性を告げています。この記事の舞台は広島県。県や医師会などで組織する「県地域保健医療推進機構」(以下、「機構」)が県内医師の25%を占める60歳以上の医師を医療現場に留め置こうという狙いのもと、出来るだけ“年齢に優しい”就業形態を模索する動きが見えてきます。

 

 例えば「当直なし」がその一つ。一方で「当直有の常勤勤務」、「週勤数日制」等の就業形態等も用意し、60歳以上の求人を確保しようとする作戦で臨みました。しかし、ないものねだりはどの世界にもあるもので、「当直無の常勤」を望む声が出て、機構が個別対応で求人につなげるというケースも出たということです。

 

 医師でなくとも、私たちは普通そういった勤務を望みます。収入もそれなりに確保できるし、人が寝ている間はちゃんと眠れるわけですから。

 

シニアに魅力ある求人が少ない?

 

 この教訓を生かし、機構は新たに「当直無の週勤4〜5日制」の就業形態を用意し、県内の医療機関から求人を募り、一定の情報が確保できた時点でネットに乗せるという形で求人活動の支援に乗り出しています。

 

 しかし本来の狙いである60歳以上の医師の囲い込みは上手く行かず、登録医師数のわずか8%余りに過ぎないという状況にあるといいます。その原因はシニアに魅力的な求人情報がないからだということですが、確かにそれに尽きるでしょう

 

 県では、定年退職や個人経営の医師が後進に道を譲った後も、医療機関で働き続けたい、と思える仕組み作りが必須だと分析しています。どんどん高齢社会に向かいつつある中で、元気な高齢者は増えてはいます。

 

 同時に医療技術の進歩で“生かされている”高齢者も増えています。そうした高齢者に対して“本当の医療”ができるのは、やはり同じ高齢の医師だろうと思うのです。共感すべき事柄が自然と増えるてくるからにほかならないからです。ですから尚更、機構の働きが全国に広がるよう、期待心も高まります。



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